Stretch Out

背伸び

ヨーロッパアルプスで山小屋に泊まった

イタリア・ドロミテの山小屋に泊まってきました

3泊4日。3日目でいったん地上におりバス移動、という行程でした

山小屋泊の注意点等について書いておきます。 

 

最初の2泊はRifugio Firenze (Regensburger hut)

https://www.rifugiofirenze.com/en/

(最近サイトがリニューアルしてめちゃくちゃおしゃれになった。。)

最後1泊はRifugio Boe

http://www.rifugioboe.it/inglese/home.htm

  

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1.予約

予約は両方ともメールで。
7月中旬に8月の空きを問い合わせました。


Rifugio Firenzeは最後のマットレス二枚を確保。ぎりぎりセーフでした。8月は繁忙期です。予約はお早目に。

Rifugio Boeの空きは余裕がありました。こっちはデポジットとして一人20ユーロを振り込むように言われました。

私はドイツで口座持ってるから問題ないんですが、ちょっと日本からだと手数料高すぎなような。。交渉次第だと思う。メールのレスポンスは早いし柔軟に対応してくれそうな印象をうけました。

 

 

料金等の見方

Member(時々Partner)

これはAlpine Clubの会員かどうか。

ドイツ:Deutscher Alpenverein DAV
オーストリア:Österreichischer Alpenverein ÖAV
フランス:Fédération Francaise des Clubs Alpins et de Montagne FFCAM
スペイン:Federacion Espanola de Deportes de Montana y Escalanda FEDME
イタリア:Club Alpino Italiano CAI
スイス:Schweizer Alpen-Club SAC

これらのメンバーはディスカウントが受けられるというもの。

私はDAVのメンバーなので1泊10ユーロ程ディスカウント。

 

ごはん

Bed & Breakfast または Halfboard(一泊二食)を選びます。

 

 

予約時点で必要な知識はこれくらいかな。

 

 

2.準備


持っていくものをメールで確認したところ

Rifugio Firenzeからは

・Sleeping bag
・Towel
・Slipper

 

Rifugio Boeからは 

・Sleeping bag
・Sleeping mat
・Slipper

を持ってくるようにとのこと。

 

それで手持ちのダウンハガー#3とTherm-a-restのZ-light-solを持っていくことに

 

結果使ったけどこれは大きな間違いでした!笑
かなりの荷物になっただけ!笑

 

 

 

Sleeping Bagは寒いから必要、というものではなく

またSleeping matは固いから必要、というものでもなく

 

衛生上備え付けの寝具に直接体が触れないようにするものをもってきてほしかったみたいです。

こんなんで、Huttenschlafsackとかいう名で売ってます。シルクやコットンでできてる(リンク)。

https://www.amazon.de/Camping-Outdoor-Hüttenschlafsäcke-Inletts/b?ie=UTF8&node=3024238031

日本で検索すると寝袋のインナーがちょうどいいと思います。これほしい

https://camphack.nap-camp.com/2280

 

私は結局マットを敷いて寝袋をかけて寝た。ものすごく暑かった!

 

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Rifugio Boeにあった注意書き

 

 

 

その他

1. テン泊禁止

小屋事情とはちょっと逸れるけど

まず、スイス・イタリア・オーストリア・ドイツ
は山の中でのキャンプは原則禁止です。

山で寝るなら山小屋で!

その代わり(?)とても山小屋が充実してるので、そこでの食事や交流を楽しむことをメインにしましょう。とのこと。

 

思いっきりテント張ってるの一組見かけたけど

 


2. 予約

予約は必須です。
避難所ではあるから緊急事態に宿泊させてくれるのかもしれないですが、必ず予約をすること。特に7月から8月にかけてはかなり混雑するので早めに。

 

スイスの人気ルート上の山小屋は5月くらいには8月の予約は埋まりかけてるので注意。

詳しくは知らないけど、スイスのある人気ルートは山小屋の予約がないと入山できないという風に変わったらしいです。

 

3. アクセス

計画を立てる上で、天候が悪かった時にどうやって山小屋まで行くかっていう回避ルートを考えておくのがいいと思いました。

 

基本的に、どの山小屋もケーブルカーを使えば1時間ちょっとの比較的易しいルートで到達できるようになってるような印象を受けたので、そのルートをチェックしておくのが良いです。

理想は1週間くらい麓の宿とってそこを拠点にできたらいいなと思いました。お金かかる。。

 

 

4.設備


滞在した2つに関して言えばトイレは水洗。
電気はケーブルで引いてるみたいで携帯の充電も無料でできました。

でもコンセントは争奪戦だし不用心ではあるのでモバイルバッテリーは言わずもがな必須です

 Rifugio Boeは最低限のものしかありませんって感じの山小屋でしたが、それでも十分充実してたので、最低限のレベルが高いんだと思ます。

 

建物の作りはしっかりしててあったかい。外は10度以下でも中はTシャツで過ごせます。

特にRifugio Firenzeは20人くらいの大部屋で夜中は人の熱でものすごく暑かったです。

 

ビールサーバーも置いてあってミュンヘンビールがおいしく頂けます

 

追加の飲み物や食事は部屋付けにできるんで最後にお会計まとめてできます。

日本人だからかすぐ覚えられて楽でした。

 

山小屋ごはん

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Rifugio Firenzeでの晩御飯 Dumpling、子牛のステーキ、Polenta

 

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Rifugio Firenzeでの朝ごはんとおやつ

 

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Rifugio Boeでの晩御飯フルコース スパゲッティ、サラダ、カツ、デザート 一番右は朝食